まとめ買い vs 都度買い

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まとめ買い vs 都度買い

食費の節約をするにあたって、食材のまとめ買いをした方が良いのか、それともその都度買いをした方が良いのか迷っている人も多いと思います。そこで、まとめ買いとその都度買いのメリットとデメリットを比較して紹介します。

 

メリット・デメリット別の買い方比較表

まとめ買い・都度買いのメリット比較
まとめ買いのメリット 都度買いのメリット
仕事で帰宅が夜遅い人の場合、疲れている中でわざわざ平日にこまめに買い物する必要がない

 

割引キャンペーンの時にまとめ買いすれば、食費が節約できる
天気の悪い日はわざわざ買い物に行く必要がない
自宅から離れたところにあるスーパーに行く場合、車の燃料費を節約できる
時間を節約できる
面倒くさがり屋にとっては楽

その都度必要なものだけを買うので、食材のロスが少なくなる

 

日によって価格が変動する食材の購入に向いている
抜き打ちの特売があった場合に対応できる
鮮度の良い食材を使った料理が味わえる
スーパーに買い物に行く日が多いので、適度な運動になる

 

まとめ買い・都度買いのデメリット比較
まとめ買いのデメリット 都度買いのデメリット
メニューのレパートリーが思い浮かばないと、同じ食事が続くことになり飽きる

 

食べきれずに食材のロスが出る、余計なものまで買ってしまう
食材によってその日の価格が変動するものがあるので、割引日が安いとは限らない
抜き打ちの特売があった場合に対応できない
食材の鮮度が落ちる

メニューをあらかじめ決めておかないと、何を買っていいのか分からなくなる

 

食材のストックが少ないので、天気が悪い日でも買い物に行く必要がある
自宅から離れたところにあるスーパーに行く場合、車の燃料費がかさむ
時間の節約ができない
自分を管理できる人でないと向かない

 

食費の節約に適した買い方は?

結局、まとめ買い、都度買いのどちらの買い方が良いのかは、性格、仕事の有無、家からスーパーまでの距離、レパートリーが豊富かどうかなど各々の事情に左右されるので、各々の事情に合った買い方を選んで節約しましょう。

まとめ買いの食費節約体験談

居住地:徳島県
家族構成:一人暮らし
月の食費:8,000円
よく使うスーパー:業務用スーパー、ディスカウントショップ

 

まずはお金を使わないということから考えます。第一に余計なものは買わないということです。

 

コンビニに行くとつい関係ないものを買ってしまうので、原則行かない。どうしても目的がある場合(コピー、支払い、立ち読みなど)は、それのみをこなしたら速やかに店から出ます。

 

続いて、食品はまとめ買いをするということです。私の場合、業務用スーパーやディスカウントショップを利用し、極力安いものを大量購入し、後から買い足すことの少ないようにしています。

 

お米や飲み物は最初から必要経費と割り切り、多めに購入しておけば、それで1ヶ月生活することができます。

 

私の場合、コーヒーを良く飲むのですが、それも1ヶ月で飲む量を計算しておき、その分だけを購入するようにしています。

 

そして、購入した食品を1週間分ごとに分ける。これが大切です。買い置きしてあるからといって好きなだけ食べていれば当然足りなくなります。

 

そこで、今週はこれだけと最初から袋やカゴに分配しておくのです。後はその中から1日分を選び出し、少しずつ消費していくことで、食費を減らすことができます。

 

しかし、どうしても付き合いなどで外食が避けられない場合もあるので、食費は多めに用意しておくことも必要だと思います。

 


 

居住地:新潟県
家族構成:夫妻
月の食費:5万円
よく使うスーパー:イオン

 

今まで外食が多く、あまり食費のことは気にかけていなかったのですが、家に食べていない食品が多く腐らせてしまう事が多いのに気付き、食費を見直す事にしました。

 

野菜に関しては、もやしやキャベツ等安価でかさが増して、日持ちのする物を選ぶようにしています。

 

青果物でも、中には冷凍保存出来る物があるので、ジップロックなどに包んで冷凍保存をする事も多いです。

 

外食は大体土日なので、月曜日に1週間分の献立を考えてしまいます。

 

曜日と料理を決めてしまうと気分でない物を作ってしまう事になるので、料理のみを考えます。そして必ず使いきれるメニューを考えます。

 

おかずが余ってしまった時は、炭水化物を変えたりして工夫しています。たとえば、麻婆豆腐をご飯に合わせて作ったとして、翌日は余った麻婆豆腐を再利用してラーメンの上に乗せてマーボー麺にする等です。

 

1週間分の献立を考えて一度の買い物が出来れば、時間の節約にもなりますし、残りの平日の余った時間を他の家事をする時間に使えるので便利です。

 

買った物を使い切る事への優越感にも繋がりますし、何より食費の節約にもなります。

 

食費に関しては、意識をするとしないとでかかる費用が大分違ってきます。節約した分で外食を豪華にしたり、洋服代に使ったりする等、楽しく出来る気がします。

都度買いの食費節約体験談

居住地:オランダ
家族構成:夫29歳+妻28歳
月の食費:外食込で250ユーロ(約33,000円)
よく使うスーパー:日本でいうところの西友・OKストアくらいのスーパー

 

海外在住のため日本と安い食材・高い食材が異なりますが、どこの国でも節約術として用いることができるのは、一週間分・あるいは一日分の予算を決めて、そのお金しか財布に入れないことだと思います。

 

私は1週間に1度まとめ買い、というのが冷蔵庫が小さくできないため、毎日スーパーへ足を運んでいます。

 

毎日行くと無駄な出費がでやすいと言われますが、1日の予算が決まっているのでその中で特売のものを買ったり、高い食材の代わりになるようなものを探したりしています。

 

また冷蔵庫を3日に1回点検して、腐らせてしまいそうな野菜はないかをチェックします。

 

中途半端な残り野菜はまとめてスープにするか、お好み焼きにしてしまうか、あるいは副菜として小さいものを作るかの3パターンです。こうすることで無駄なくお腹もふくれて、結果的に安くつきます。

 

お菓子も基本手作りで、ゼラチンを買ってゼリーやもち粉できなこもちを作っています。

 

袋に入ったお菓子を買ったり、コンビニのような便利だけどモノが高いお店には行ったりしません。

 

外食が非常に高い国ということもあって(平均1回2人分で60ユーロ(8000円))、基本的に外食はごほうびとして月に1回行くことに決めています。

 

外食分の予算はあまり上限を決めていません。そのへんで日常のお金の切り詰めのストレスを発散しています。

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